遊休地に太陽光発電システムを導入するにあたって多く寄せられる質問をピックアップ!

太陽光パネルの品質は製品によって異なりますか?

同じメーカーによっても異なる場合があります。

電気製品や、自動車でもメーカーや機種によって品質には違いがあるものです。 メーカー各社は、それぞれに材料や部品、製造工程、製品検査の内容なども違うので製品の品質も違ってくるのが当然です。

太陽光発電メーカーの品質にも一概に良し悪しとは言えませんが、長所短所の差異はあります。

同じ太陽光発電メーカーでも製品によって取得できている認証が違う場合があります。 太陽光発電メーカーで一つの製品が認証を取得できているといっても、他の製品まで認証が取れているとは限らないので確認すべきでしょう。

太陽光発電機器では一定の品質を保っているかどうかの基準として、国内の工業規格や国際規格、第三者機関による認証を受けているかで判断することが可能です。 認証の代表的なものとして、一般財団法人電気安全環境研究所が行うJETPVm認証やテュフラインランド社が行うTUV認証があります。

TUV認証、JETPVm認証

品質の保証は、そのメーカー製品の信頼にも繋がりますので確認しておくのも良いでしょう。 太陽光パネルに適用される認証として、下記が代表的な説明になります。

JETPVm認証

電気製品の安全性などを検査し、認証を行っている機関「財団法人 電気安全環境研究所(JET)」。 JETでは様々な製品の安全検査と認証を行っていますが、この一部として太陽電池モジュールの認証(JETPVm認証)を行っています。

JETPVm認証では、太陽光パネルが適用試験基準に適合しているかどうかだけではなく、製造する工場の品質管理体制や規格適合性試験等の的確性の確認なども行われます。 認証後も適用された規格・基準に適合した製品を、継続的に製造できる能力を維持管理していることの確認が行われるため、 JETPVm認証を取得している製品は一定の品質を保っていると言えるでしょう。

TUV認証

TUV認証では、国際電気規格であるIEC規格に準拠した試験が行われます。その認証基準はJETPVm認証よりも厳しく、 約30項目にも及ぶ試験項目があるため、TUV認証を取得しているということは世界基準の製品であると言えます。

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