太陽光発電に関する用語だけでなく、土地活用や各法制度に関する用語などもピックアップしていきます。

EPC事業者(いーぴーしーじぎょうしゃ)

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EPCプラント建設などにおいて、エンジニアリングの設計、資機材調達、製作、建設工事を含む一連の工程を請け負う事業者のこと。

EPCとは「Engineering, Procurement and Construction」の略で、日本語に訳すと「設計・調達・建設」となります。

遊休地で太陽光発電事業を行う場合、小中規模であれば施工店や個人のレベルで事業を開始することは可能かもしれませんが、システム規模が大きくなるほど高度な設計や多額の資金が必要となるため、土木や電気、金融などの知識が求められます。

「EPC」を、実際に太陽光発電システムに導入するプロセスに当てはめてみましょう。

Engineering
まず最初に太陽光発電システム完成までの事業スケジュールを立案・企画、基本設計、実施設計、 施工のステージに分けて段階的に検討していきます。
同時に設置環境の事前調査や実地での発電量・事業収支予測、関係機関との協議なども行われます。

Procurement
次に、品質や納期を考慮した上でベンダーを選定し、構築したシステムを構成する機器や資材の発注・運送の手配をします。

Construction
関係機関との協議や資金、機器・資材の調達が完了した時点で建設が行われ、あとは竣工と運用開始を待つのみとなります。

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