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設備利用率(せつびりようりつ)

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設備利用率 発電システムの設備容量と発電量の比率を表す値のこと。稼働率とも呼ばれます。

どのような発電システムでも、保守管理などによって停止する期間があるため、設備利用率は100%にはなりません。 火力発電所の設備利用率は約80%と言われていますが、再生可能エネルギー設備の場合は、天候に左右されるため大幅に低くなります。

特に太陽光発電は、その性質上太陽が出ていなければ発電出来ないため、風力や地熱と比較するとどうしても設備利用率は低くなります。

国家戦略室の「コスト等検証委員会」では、この設備利用率をもとに各発電方式毎の発電コストを試算しており、 発表されている報告書によると、 太陽光発電は12%、陸上風力発電は20%、地熱は70%程度というように設定されています。 ただし、この値は設置地域や気象条件によって変動するため、あくまでおおよその値となります。

設備利用率の求め方は以下のとおり。
設備利用率(%)=総発電量(kWh) ÷ [ 設備容量(W)×365日×24時間 ] × 100

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