太陽光発電に関する用語だけでなく、土地活用や各法制度に関する用語などもピックアップしていきます。
太陽光パネルが発電した直流電力を使用できるように変換する機械のこと。
通常、太陽光パネルが光を受けることで発生させる電力は「直流」であるため、そのままでは家庭や施設内で使用出来ません。 家庭や施設内で使用するためには「交流」に逆変換する必要があり、その役目を担っているのがパワーコンディショナです。
一般的なパワーコンディショナは、インバーター部系統連系保護装置部、絶縁変圧部の3つから構成されており、これらの働きによって電気の変換・安全供給を実現しています。 特に重要となるのがインバータ部で、ここは太陽光パネルが発電した直流電力を50Hz/60Hzの交流電力に逆変換するといった働きを担う、パワーコンディショナの心臓部であると言えるでしょう。
太陽光発電システムにおいて、パワーコンディショナが占めるウェイトは太陽光パネルよりも大きく、 いくら変換効率や発電性能に優れた太陽光パネルを選択したところで、パワーコンディショナの性能が悪ければ意味がありません。
パワーコンディショナの性能を推し測る際に、最も多く目安として扱われるのが変換効率です。 パワーコンディショナにおける変換効率とは「太陽光パネルが発電した電力のうちどのくらいをロスなく変換出来るか」を示す数値で、この数値が大きければ大きいほど効率よく電力を得ることが出来ます。
太陽光発電事業を行うにあたってシステムを選定する際には、良い太陽光パネルを選ぶことよりも良いパワーコンディショナを選んだ方が間違いないと言えるでしょう。
関連用語 | パワーコンディショナ変換効率 交流 |
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