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公称最大出力(こうしょうさいだいしゅつりょく)

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JIS規格で規定された条件の元での太陽光パネルの発電能力のこと。最大出力数が大きければ大きい程、その太陽光パネルの発電能力は高いことになります。

公称最大出力 日照時間と変換効率が同じという条件のもとでは、当然のことながら最大出力数の大きい太陽光パネルの方がより多く発電します。 ただし、最大出力数はあくまで理想的な環境下で測定された数値であるため、実際の環境においてはそれだけの出力が期待できるわけではありません。

これは、パワーコンディショナで発電された電気を変換する際や、配線を通過する際、パネル本体の温度上昇などによってロスが生じるとされており、 実際の出力数は設備容量の7~8割程度になるというのが一般的です。

太陽光パネルの最大出力数は、パネルの面積によっても大きく左右されます。 パネル面積が大きいということは、それだけ受光面積が大きいということになるため、それ相応に出力が高くなっているという製品も多く存在しています。

太陽光発電システムを構築する際にはパネルそのものの性能はもちろんのこと、 最適なレイアウトが組めるサイズによって太陽光パネルを選択することもポイントになってきます。

関連用語 モジュール変換効率 パワーコンディショナ変換効率 温度係数
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