太陽光発電に関する用語だけでなく、土地活用や各法制度に関する用語などもピックアップしていきます。
池や湖に太陽光発電システムを設置する方式。
2012年7月に固定価格買取制度がスタートして以来、全国的にメガソーラー建設用地の確保が激化していますが、 新規参入企業の急増等による土地賃貸借料の高騰などが理由で、適正な用地を確保することが非常に難しくなっています。
ここに着目して、現在取り組まれているのがフロート式太陽光発電です。
フロート式太陽光発電では水位の上下が少ない人造湖やため池であれば、どんな所にも設置できるとされており、 いくつかの市町村においては、官民協働による実証研究や設置が行われています。
水上で太陽光発電を行うメリットは予想以上に多いと言えます。 所有者にとっては従来まで考えられなかった賃料や事業税による収入が得られること、発電事業者にとっては安い賃料で設置出来ること、 造成や除草といった工事も必要なく、温度係数の面でも地上設置と比べて優位性があるとされています。
現在のところ、フロート式太陽光発電システムを施工できるEPC事業者はほとんど存在しませんが、 いずれ技術が確立された際には、急速に普及拡大することは間違いないでしょう。
関連用語 | メガソーラー EPC事業者 温度係数 |
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