太陽光発電に関する用語だけでなく、土地活用や各法制度に関する用語などもピックアップしていきます。

CIS(しす)

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CISモジュール発電層の原材料として、

  • 銅(Copper)
  • インジウム(Indium)
  • セレン(Selenium)

を用いた太陽電池及び太陽光パネルのこと。国内ではソーラーフロンティアのみが製造・販売しています。

CIS型は、結晶シリコン型太陽電池と比べ発電層が100分の1程度と非常に薄く、製造時に多くの材料を必要としません。 安く製造することが出来るため、その他のタイプと比べると大幅に導入コストを抑える事が可能です。

製造時のコストを抑えられることは製造に掛かるエネルギーを抑えることにも繋がっており、 CIS型のエネルギーペイバックは約1.4年と結晶シリコン型よりも非常に優れた環境性能を実現しています。

結晶シリコン系太陽光パネルは、セル間及びストリングを全て直列で接続するため、パネルの一部分が影に覆われた場合はシステム全体の発電量が低下する傾向があります。 一方でCIS型太陽光パネルは、セル自体の電気の流れが結晶シリコンとは異なっている上、ストリング間を並列で接続出来るため、仮に一部が影に覆われたとしてもその影響はシステム全体には及びません。

化合物系の特長として温度係数が優れているため、太陽光パネルが高温となる真夏などでも安定したパフォーマンスを発揮するでしょう。

数値で見る分には結晶シリコン型よりも性能は劣りますが、その実発電量の多さから国内外を問わず導入実績を着実に伸ばしています。

関連用語 CIGS 結晶シリコン型 温度係数
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