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パワーコンディショナ変換効率( - へんかんこうりつ)

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パワーコンディショナを用いて直流電力を交流電力に逆変換する際、何%をロスなく変換できるかを表す値のこと。

パワーコンディショナ変換効率 パワーコンディショナの性能を推し測る場合、抜きにして語れないのがこの変換効率です。 いくら性能の良い太陽光パネルを選択したところで、パワーコンディショナのロスが大きければ何の意味もありません。

例として、変換効率95%のパワーコンディショナでは、変換前から5%の電力を失うことになります。 長期的に見ると、発電ロスの大小によっては、20年後の事業収支に大きな違いが表れるため、パワーコンディショナは慎重に検討しなければなりません。

遊休地に用いられるパワーコンディショナは、システムの規模によって様々な選択がなされます。 低圧連系システムでは定格出力4~5.5kWの住宅用パワーコンディショナを10台用いるケースもあれば、10kWの産業用パワーコンディショナを5台用いるケースも存在します。 これらの選択は、リスク分散に重きを置くか、コストに重きを置くかによって異なってくるため、一概にどうとは言えません。

前述した内容より太陽光発電システムは太陽光パネルの性能云々よりも、とにかくパワーコンディショナの性能が重要になることがわかります。 施工店やEPC事業者の提案力による部分も大きいですが、最適なパワーコンディショナを選択することが事業成功への近道であることは間違いないでしょう。

関連用語 パワーコンディショナ 低圧連系 高圧連系
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