太陽光発電に関する用語だけでなく、土地活用や各法制度に関する用語などもピックアップしていきます。

モジュール変換効率(もじゅーるへんかんこうりつ)

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太陽電池モジュールが受けた太陽の光エネルギーのうち、何%を電気エネルギーに変換できるかを示す値のこと。

モジュール変換効率 モジュール変換効率とは、モジュール1平方メートルあたりの変換効率を指します。例として、変換効率が15%だとすると「光エネルギーの15%を電気エネルギーに変えられる」ということを意味します。 似た用語としてセル変換効率というものがありますが、これはセル一枚あたりの変換効率を指す値となります。

固定価格買取制度の設備認定を受けるためには、システムの容量に関わらず結晶シリコン型で13.5%以上、シリコン薄膜系で7%以上、化合物系で8%以上の変換効率のものである必要があります。 現在、製造販売されている太陽光パネルは必ず基準値をクリアしているため、あまり気にする必要はありません。

変換効率は高い方が良いと一括りに言われますが、それはあくまでも設置面積が限られている、若しくは予算に余裕がある場合でのみ言えることであり、 遊休地で行う太陽光発電事業においては、どのくらいコストメリットを得られるか(費用対効果が高いか)ということが重要になるため、 単純に変換効率の高い太陽光パネルを選べば良いというわけではありません。

事業計画や予算を考慮し、投資回収シミュレーションなどを基に最適な太陽光パネルを選定するようにしましょう。

関連用語 公称最大出力 温度係数
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