メガソーラー（mega solar）

設備容量1メガワット以上の大規模な太陽光発電システム及び太陽光発電所のこと。

2012年7月より固定価格買取制度がスタートし、太陽光発電事業の採算性が確立されて以降全国的に建設ラッシュが巻き起こっています。 最近では、電力会社だけでなく異業種の本格参入が加速している他、自治体がメガソーラー建設に向けて誘致を行っているケースも多々見受けられるようになりました。

メガソーラーの建設には、2～3ヘクタール程度の土地面積が必要とされており、受光障害となる建造物や樹木がないことが条件になります。 また、近隣に電力需要のある地域が存在するかどうかも電力系統に接続可能かを左右する要件となるため、予め調査が必要です。

実際のところ、メガソーラー建設に適した土地というものは少なく、全国的に争奪戦が勃発しているのが現状と言えるでしょう。

メガソーラー建設の気運が高まっている現在、同時に様々な問題が発生していることにも注目しなければなりません。 例として、地域によっては接続量が限界になったエリアにおいて、電力会社による系統拒否や接続抑制といった事案が発生しており、大きな足かせとなっています。 今後もしばらく普及ペースが衰えることはないと予測されていますが、日が経つごとに見直される点も多く出てくることでしょう。